ディスクリプションはSEOに効果がない?効果的な書き方を徹底解説!
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公開日 2021年04月25日  更新日 2022年05月24日

ディスクリプションはSEOに効果がない?効果的な書き方を徹底解説!

ディスクリプションはSEOに効果がない?効果的な書き方を徹底解説!
「ディスクリプションはSEOに効果があるの?」「効果がなければ設定しなくても良いの?」と疑問をお持ちではないでしょうか。結論を申し上げますと、ディスクリプションは直接的なSEO効果はありません。しかし、間接的にSEOに貢献しているため、設定は必須となります。

今回は、そんなディスクリプションとSEOの効果について解説いたします。また、SEOに効果的なディスクリプションの書き方やディスクリプションが反映されない理由や対処法についても紹介しております。困ったときのために念のため知っておきたい情報が満載ですので、ぜひ最後までご覧ください。

ディスクリプションとは?SEOの効果について解説

ディスクリプションとは、メタディスクリプション(meta description)とも言われており、HTMLのメタタグと呼ばれるタグの一種です。ディスクリプションを設定することでページの概要を要約した文章が検索結果のタイトルの下に表示されます。

■PCで閲覧した際のディスクリプション
PCでのディスクリプションの表示画面

■スマホで閲覧した際のディスクリプション
スマホでのディスクリプションの表示画面

基本的には、Googleのクローラーと呼ばれるロボットに対して「ページの内容」について伝える役割があります。そのほかにも検索したユーザーが目に触れる部分にもなりますので、クリック率にも影響するため非常に重要な役割を担っています。

SEOにディスクリプションは不要なのか?

「ディスクリプションはSEO効果はないのではないのか?」という疑問をお持ちだと思います。冒頭にお伝えした通り、ディスクリプションはSEOに直接的な効果ありません。しかし、以下のような理由や間接的な効果があるため、必ず設定しておくことをおすすめいたします。

検索エンジン最適化スターターガイドにディスクリプションの設定が推奨されている

ディスクリプションはSEOに直接効果はありませんが、Googleが無料提供している検索エンジン最適化スターターガイドには、ディスクリプションの設定が推奨されています。なぜなら、ユーザーが検索したときにタイトルだけではページ内容が把握できないためです。Googleは常にユーザーの利便性を考えて検索エンジンを進化させ続けています。ディスクリプションの未設定はユーザーの利便性が低下する要因になるため、ディスクリプションの設定を推奨しているのだと考えられます。

ディスクリプションの自動生成は訴求に欠ける

ディスクリプションは未設定の状態、もしくは設定したディスクリプションがページ内容と全く異なる場合、Google側が自動でページ内容を読み取りディスクリプションを生成してくれます。「ページの内容を見て、生成してくれるなら良さそう」と思われますが、自動生成されたディスクリプションは必ずしもページの重要な部分を生成してくれるとは限りません。そのため、自動生成されたディスクリプションは訴求に欠けることがあります。

■自動生成されたディスクリプション具体例
ネットショップ制作. お問い合わせの中でも数多いのが「ネットショップ(Webショップ)」「インターネット通販」を始めたいというご要望です。気軽に始められるというイメージがすっかり浸透しているようです。 確かに実際の店舗を持つ ...

上記のディスクリプションでは、ページにどのような情報が掲載されているのかが明確にされていません。また、伝えたいことが定まっていないため訴求力に欠けます。

■設定したディスクリプション具体例
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上記は弊社のディスクリプションです。対応可能なモールの掲載や実績件数、充実したパッケージプランに関するアピールがしっかりされているかと思います。

クリック率は少なからずSEOに影響していると考えられるため

Googleがどのようにサイトを評価しているのかは発表されていませんが、検索結果に表示された時のクリック率はSEOに影響していると考えられています。そのため、ディスクリプションそのものにSEO効果がないとはいえ、クリック率を左右する要素となるので、ディスクリプションの設定をおすすめいたします。

SEOに効果的なディスクリプションの書き方

ディスクリプションを設定する際、書きたいことを書けば良いというわけではありません。ここでは、SEOに効果的なディスクリプションの書き方について7つご紹介いたします。

SEOに効果的な文字数は90文字~120文字前後

ディスクリプションの文字数が90文字~120文字前後が良い理由ですが、検索結果に表示されるディスクリプションの文字数はPCとスマホでそれぞれ限られているからです。PCでは120文字前後、スマホでは90文字前後が表示される文字数だと言われています。文字数を意識してディスクリプションを作成しましょう。

「文字数を数えるのが面倒くさい」と思われる方もいらっしゃると思います。実は、ディスクリプションを作成する際に1文字ずつ数える必要はありません。無料で使える「文字数カウント」というツールを使用すれば、簡単に文字数を数えることが可能です。

ディスクリプションを作成する際はぜひ「文字数カウント」をご利用下さい。

伝えたいことは冒頭に書く

90文字~120文字という文字数は多いように思いますが、実際ディスクリプションを書いてみると少なく感じるかと思います。そのため、少ない文字数の中で何を伝えるべきかを精査し、PCとスマホで絶対に表示させたい内容は冒頭に書くことをおすすめいたします。

ディスクリプションを見るユーザー像をイメージする

ディスクリプションを読むユーザーはどのような人かを想像するのも重要なことです。タイトルだけみて判断する人ももちろんいますが、ディスクリプションを読むユーザーは「何かしらの課題を抱えていて、それを解決したいと本気で考えている」と考えられます。どのページに欲しい情報が掲載されているのかを探す際に、ディスクリプションは役に立ちます。ディスクリプションを作成する際は、ページの内容を踏まえて、どのようなユーザーが見るのかをイメージすることをおすすめいたします。

ページを見るベネフィットを伝える

「なぜユーザーはそのページを見ようと決断したのか」の答えは様々ですが、その一つの答えとしてユーザーにとってベネフィットがあるからだと考えられます。そもそもベネフィットとは、「ユーザーが得られる利益」のことを意味します。つまりここでは、「ユーザーにとっての有益な情報」がベネフィットとなります。

ベネフィットと混合されがちなのがメリットです。メリットは商品やサービスの特徴や機能面などで、どちらかというと売り手側のアピールポイントとも言えます。ユーザーにクリックしてもらうにはメリットの提示も大事ですが、ベネフィットの提示もしていくことでSEOに効果のあるディスクリプションができます。

なるべく短い言葉を使い、正確に伝える

90文字~120文字という少ない文字数の中でいかにして、ユーザーに情報を伝えるのかがディスクリプション作成のポイントとなります。そのため、短縮できる言葉やより短い言葉を意識したディスクリプションの作成が必要となります。

例えば、「できます」は4文字ですが、「可能」であれば2文字になるので、2文字の節約になります。他にも「お問い合わせ」と「お問合せ」や「ください」と「下さい」などがあります。ディスクリプションの目的はユーザーに情報を伝えることですので、一般的に読むことができる言葉であれば、問題ありません。

アクションを促す文章を入れる

ディスクリプション作成において、ユーザーへアクションの提示を伝えることは非常に重要です。なぜなら、情報を伝えるだけでは次のアクションをユーザーにゆだねることになるからです。具体的に、「ぜひご覧下さい」や「クリックしてください」といったディスクリプションを読み終えたあとのアクションの提示をしましょう。

各ページオリジナルのディスクリプションを作成する

すべてのページが同じディスクリプションでは、実際の内容とかけ離れたディスクリプションをユーザーは見ることになります。ユーザーが探している情報と合致しない内容がディスクリプションに書かれていれば、クリックされることはありません。各ページオリジナルのディスクリプションの作成をしましょう。

ディスクリプションの設定方法

ディスクリプションの重要性や作成方法をお伝えしましたので、次に設定方法についてご紹介いたします。ディスクリプションの設定方法には主にHTMLというページの構成を作っているソースコードに直接設定する方法と、WordPressといわれるオープンソースで作られたサイトでの設定方法があります。

HTMLでの直書きでの設定方法

HTMLでは、「head」内に< meta name="description" content="" >というタグが存在します。「< meta name="description" content="" >」内の「content=""」の箇所に作成したディスクリプションを設定していきます。以下設定例です。

「< meta name="description" content="ランディングページ制作費用の相場はサービス内容によって様々です。10万~50万以上でどのようにサービス内容が変わるのかをご紹介しております。制作会社へ依頼する際は制作費用だけではなく、サービス内容の確認は必須です。是非ご覧ください。" >」

また、一部サイトでは「< meta name="description" content="" >」がないことがありますが、それは記述していないだけなので、あとから記述すれば無事にディスクリプションは設定できます。

WordPressでの設定方法

WordPressでのディスクリプション設定は方法は簡単で、ここではAll in One SEO packと呼ばれるプラグインでの設定方法をご紹介いたします。

設定方法としてはトップページへの設定とそのほかページへの設定があります。トップページへの設定では以下の手順通りです。

・管理画面へログイン→All in One SEOの一般設定→ホームページ設定(項目名)→ホームディスクリプション
WordPress管理画面からトップページのディスクリプションの設定方法

その他ページでは以下の手順通りです。

・管理画面へログイン→各ページの詳細設定画面へ移動(固定ページ、投稿ページなど)→下にスクロールする→All in One SEO pack(項目名)→ディスクリプション
WordPress管理画面からその他ページのディスクリプションの設定方法

ディスクリプションが反映されない理由と対処法

「ディスクリプションを設定したけど、検索結果に反映されない」ということがあります。これには以下の原因が考えられます。

  • ・設定直後であるため反映されていない
  • ・Googleが不適切な内容と判断したため
  • ・正しく設定されていない

基本的には正しく設定されており、ページ内容と合致した内容であれば、数日後にはディスクリプションは反映されます。しかし、内容と合致していない不適切な内容である場合、その限りではありません。必ずページ内容に合致した内容のディスクリプションを設定してください。

また、設定直後すぐに反映されるわけではないのではありません。反映はGoogleクローラーというサイトを評価するロボットが対象のサイトへ訪れたときに反映が行われます。

そのため、反映されていないということはGoogleクローラーがまだ対象のサイトへクローリングしに行っていないという可能性があります。「早く反映させたい!」という方は、Googleサーチコンソールから最新状態へしてもらうように操作しましょう。

①対象のサイト、もしくは対象ページを検索する
サーチコンソールからクロール申請する方法の画像①

②「インデックス登録をリクエスト」を選択で完了(1~2分待つ)
サーチコンソールからクロール申請する方法の画像②

まとめ:ディスクリプションは直接的なSEO効果はないが、必ず設定するのがおすすめ

ディスクリプションのSEO効果や具体的な書き方や設定方法などについて解説いたしましたが、いかがでしたでしょうか。SEOに直接影響しないことからディスクリプションを設定しないという方もいらっしゃいますが、設定しておくのが一番ベストですので、必ず設定しましょう。

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