【初心者向け】商品撮影を上手く撮影する方法3選|必要な機材も紹介
目次
商品撮影を上手く撮影する方法3選
ここでは商品撮影を上手く撮影する方法を以下の3つの方法を紹介いたします。
・自然光や照明の「光」をコントロール
・「背景」でひと工夫を加える
・シチュエーションを演出してみる
自然光や照明の「光」をコントロール
白背景だと上手く写真が撮れる!
明るい部屋で撮ると明るく写真が撮れる!
そういった情報を駆使して写真をとってもやはり薄暗い…
そんな時は太陽光の力を借りてみるといいでしょう。部屋の窓側の太陽光が入る部屋に白色の背景紙を置いて光を弱くするレースカーテンを使い写真を撮影すると自然な仕上がりの明るい写真が出来上がります。
万が一、雨が降っている夜間しか撮影できない場合等は太陽光に近い色の人工照明を使ってみる、小物撮影なら撮影ボックスを使用してみるなども活用してみましょう。
「背景」でひと工夫を加える
商品の形状や色などを正確に伝えるためにも背景はシンプルにしておくことをおすすめします。
ただ同系色の背景を選んでしまうと、輪郭があいまいになったりしてしまいます。例えば、白の商品に白背景を選んでしまうと、背景と商品の色が一体化してしまい、輪郭が分からなくなります。
しかし、商品の色に併せて背景の色を変えるのは良い事です。複数の背景色を組み合わせることで、彩りが豊かになるため、無機質な商品に相性は良いでしょう。
シチュエーションを演出してみる
ネットでの販売となると商品を手に取ることができないため、関連した商品との組み合わせなどが重要になってきます。
また大きさや見た目、ほかの商品との組み合わせや使用例といった物は実際の店舗ではないため、手に取って見ることが出来ません。
だからこそ、商品撮影時にその商品に合ったシチュエーションや雰囲気を作った写真を掲載していくのです。そうすることでより商品が魅力的に見えるのです。
商品撮影に必要な機材
では、実際に撮影をするとなるとどのような機材が必要となるのでしょうか?この章では撮影にあれば嬉しい機材などを説明していきたいと思います。
カメラ
最近のスマートフォンは一眼レフと負けず劣らずの写真が撮れると評判ですが、金銭的余裕があるのであれば、一番レフのカメラを導入することをおすすめいたします。
プロが使うような機材でなくても構いませんエントリーモデルでも十分だとは思いますが、使い勝手などを考慮して中級機などと言われているクラスのカメラがおすすめです。
三脚
一眼レフカメラ、スマートフォンどちらも三脚はあったほうがいいでしょう。
カメラを構えたり、スマートフォンを支えていたりすると手が疲れますし、レイアウトなど考えながら撮影するのであれば三脚に乗せて撮影するのが便利です。三脚は安定性が重要視されるため、安定性の高い重めのもの選ぶとよいでしょう。
また、カメラを乗せる雲台も自由に動くものでは動かす方向が定まらないため、縦・横・傾きを別々に調整できるものがあればベストです。
スマートフォン用の三脚に関しては、可動域が大きい三脚を選ぶと色々な位置を選ぶことが可能となるためおすすめです。
照明(ストロボがおすすめ)
照明機材は、蛍光灯・LEDと様々ありますが、ストロボが一番おすすめです。
ストロボはほかの照明機材と比べて、
・蛍光灯などの室内照明の影響を受けない
・多彩な撮影方法が可能
・光量を調節することが出来る
などメリットが沢山あります。
室内照明などの照明は常についている野で定常光、それに比べ、一瞬しか光らないため、瞬間光と言います。瞬間光であるストロボを使うことで手ブレせずに撮影できるといったメリットもあるのです。
また、趣味の写真撮影ではなく、商品撮影は仕事としての撮影となるため、ストロボは1つ用意しておくことをおすすめします。
背景紙
背景紙は商品の印象を変える事の出来るアイテムです。背景紙1枚で、商品の印象は断然に違ってきます。
一般的に白色の背景紙がいいと言われていますが、白系の物を撮影する際には輪郭がはっきりしないデメリットもあります。製品の状況に合わせて、複数枚用意しておくことをおすすめします。
映えを良くする小物
商品を映えさせる小物を用意することもおすすめします。
例えば、ほっとする雰囲気の写真を撮影したいなと思った場合にはキャンドルとおいてみるなど、それぞれのシチュエーションに合わせた小物を用意することで商品の移り映えも断然に変わってきます。
代表的なアイテムとしては、ドライフラワー・木目柄のテーブル・大理石柄などが挙げられますが、それぞれを用意すると高価になるため、100均などで売っているリメイクシートを代用してもいいでしょう。
パソコン
パソコンは撮影時に画像を確認するために使用します。カメラで撮影した写真もパソコンと繋げることで確認することができます。
また写真を補正したいとなった場合もスマートフォンのアプリより高度な補正が出来るため用意しておくことをおすすめします。
レフ板
レフ版とは、光の反射を利用して、写したいものを明るく映すことができる機材です。
また、レフ版を使用することで撮影時に発生する影を消すことも可能です。写したい物の正面に影が出来てしまうとどうしても暗くなってしまい写したい物の魅力も十分伝わりません。
そんなマイナスな状況を消し去り、魅力あふれる写真に仕上げてくれるのがレフ版なのです。使用する際には、レフ版を写したいものに近づけ過ぎないようにしましょう。
トレーシングペーパー
トレーシングペーパーは光源との間に挟むことで、光を柔らかくする効果があります。
機材としてディフューザーと言う機材があるのですが、高価なため、代用できるトレーシングペーパーをお勧めします。また、トレーシングペーパーがないといった場合はレースカーテンでの代用も可能となっています。
撮影ボックス(必須ではない)
小物を撮影する際には撮影ボックスがあればスムーズに撮影が出来ます。撮影ボックスは4〜5面を囲った箱に商品を入れて撮影を行う機材です。
撮影ボックスを使用することで、昼夜問わず同一品質の写真を撮影することが可能です。撮影ボックスに関しては、絶対なくてはならないといった機材のため、必要があれば導入を検討するようにしましょう。
その他
その他に用意すればいい機材として、背景や写したいものを固定するテープ、写したいものを固定するためのクリップ、背景を修正するためのはさみ、背景に付着したほこりや小さいゴミを飛ばすブロワーなどといった備品を用意しておきましょう。
備品を用意することで、スムーズに撮影が進むでしょう
まとめ
以上ここまで商品撮影のコツや機材について解説しましたが、まとめると以下の通りです。
・上手に撮影するコツは3つある
・光は自分でコントロールできる
・背景を変えることで商品の印象を変えることが出来る
・シチュエーションを加えて撮影することで商品が魅力的に!
・出来れば一眼レフカメラを用意したほうがいい
・機材に関しては必要不可欠のものとあとで準備してもいいものがある
・代用できるものは代用した方がいい
初めての商品撮影だと緊張するかとも思いますが、コツさえつかめれば、プロに頼むなどといった費用も削減できるようになります。しっかりコツをマスターして素敵な商品写真を撮れるように頑張ってくださいね。
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