通販用の写真撮影を格段に良くするために!役立つアイテムとコツ
通販用に使用する写真撮影は、写真の善し悪しで売上に大きく影響を与えることもあるため、プロでないとむずかしいのではと考える人も多いでしょう。しかし、普段使用しているスマホのカメラ機能や一眼レフで、驚くほどに垢抜けた写真撮影ができるのです。
本記事では通販用写真を手持ちの機材のみで、格段に良くするコツやアイテムをご紹介します。質のいい写真で、通販の売上げ向上を目指しましょう。
目次
通販に欠かせない「商品撮影」の重要性
細部の仕様やカラーなどがよくわかる商品の写真は、売れ行きに直結する大切な要素です。商品の撮影をする際、暗い影が出来たり商品の色がキレイに見えなく感じる、といったことがあります。「光」の当たり方は商品の良さを左右に分けるくらい重要なポイントで、商品の良さが出ないばかりか、見せたい印象を上手に伝えられなくなります。
白色で美しく見せたいのにプラスチックのような固い印象になってしまったり、柔らかい印象を与えたいのに影のかかり方で暗い印象を与えてしまったりと、光が影響する効果はさまざまです。
細部まで意識して撮影を行う必要性があるのが、「商品撮影」です。しかし、商品を撮影するのに必ずしもセンスが必要なわけではありません。少しの工夫とアイデアで、驚くほど良い写真を撮影することができます。
難易度別|写真撮影のための機材をご紹介!
商品撮影が1点や2点であれば、ある程度慣れもあり、商品の向きや見せ方などアレンジも容易です。しかし、太陽光を利用できない時間帯や天候などを考慮し、どんな時でも思いのままに写真が撮れるよう機材やアイテムを使用していきます。手軽できれいな写真を撮れるように試してみましょう。
初心者向け①|まずは手持ちのスマートフォンで
スマートフォンのカメラは画素数も問題なく、大きく印刷してもその美しさは粗が出ないほどの性能を持っています。まず手軽に自分のスマートフォンで撮影してみましょう。あまり近過ぎると、自分の手やスマートフォンの影が掛かってしまい、暗い写真になってしまうので注意してください。露出補正や露出も決められますので、加工しやすいように色調のフィルターは無しにして練習してみましょう。
初心者向け②|三脚で手振れ補正
どうしてもカメラを持つ手が震えてしまう方や、微妙な高さの撮影や無理な角度の写真を撮影する時に、水準器付きの三脚があれば手振れも気にせず撮影に集中できます。同じ条件で商品だけ変えて撮影する場合も、カメラ位置が固定されるのでとても重宝する逸品です。こだわらなければ、かなり安価な三脚を購入できますので、バック紙の固定など1人で準備可能です。
初心者向け③|屋内撮影では照明にこだわって
屋内で撮影する場合がほとんどかと思いますが、日中の明るい日差しを利用して撮影すると、柔らかく見せたい商品は柔らかく自然な印象の撮影が可能です。太陽光以外の照明は、LEDを使用したスタンドライトやスポットライトが考えられますが、どれも影が悪目立ちしないように、自然なイメージを大切にして撮影してください。光は2種類混ぜると、色味がキレイに出ないなど問題になる可能性もありますので、ひとつの照明で柔らかく影が2方向から伸びているなどの不自然さがない撮影を心掛けましょう。
初心者向け④|白い画用紙
撮影で見かける白い模造紙の意図を知って、上手に光を取り込みながら利用しましょう。商品の下やバックに、白い画用紙を敷いて窓からの光や光源からの光を集めて商品に影が出ないように注意します。小さい商品ならA3くらいの画用紙がピッタリきますが、もっと大きな商品を扱う際には、大きなバック紙を使用することもあります。また白だけではなく黒や好きな色を使うこともできますので、商品によって色を変えて遊んでみるのも色んな味が出て楽しいですよ。
上級者向け①|一眼レフやミラーレスカメラ
プロのカメラマンの雰囲気を感じる一眼レフやミラーレスは、写真に安心と安定を感じられるので、どんなシーンでも落ち着いて撮影ができます。商品写真は光を上手に取り込めると、欲しいイメージの写真撮影が可能になるので、三脚は必ず用意しておきましょう。
上級者向け②|光を反射させるレフ版
天気の良い屋外での撮影などで、逆光になってしまい被写体や商品に柔らかさが足りなくなることがよくあります。その時に光を反射させて商品に当てることで陰影が弱くなり、自然な雰囲気を演出できます。レフ板は、商品サイズに合わせて大きさが各種ありますので、撮りたい被写体や商品に合わせたレフ板を選択しましょう。コンパクトに折りたためるサイズは安価で手に入れられます。
上級者向け③|ライトコントロールパネル
商品に光を当てないと真っ暗になってしまいますが、当たりすぎても影が大きく目立ち、商品の柔らかさや質感が上手に表現できなくなります。光を上手く分散させてくれます。こちらも数千円から手に入れられますので、気になる人はチェックしてください。
通販用の商品撮影の3つのコツ
初めて商品を見る人が、どんな商品なのかをしっかりと把握できるようなわかりやすい写真であることが大切になります。また、商品の良さがよくわかるような写真になっているかも重要なところです。通販用写真を撮影する時のコツを上げてみましたので、確認していきましょう。
①照明の当て方
ストロボやわざとらしい照明の入った写真は、見にくいばかりか不自然さが際立ってしまう恐れがあります。光量不足のときは、商品そのものに当てるより天井などに向けると、自然な光が商品に当たるようになります。ディフューザーを使って光を散らばらせることも方法としておすすめです。
②背景の設定
背景に色々なカラーや物があると、商品が埋もれてしまう恐れがあります。背景全てに物が置いてあるよりも、使用シーンや雰囲気に合わせた小物を上手に置いてあげたり、白い画用紙で明るくスッキリとした印象にする方法がおすすめです。
③カメラの設定
多少の明るさ調整などは、後から手を加えることは十分できます。ですが色飛びやピンぼけなど気付かずにそのままにしてしまった場合、撮り直しになりますので一度撮ったら必ず確認しながら進めていくことが確実です。カメラ自体の設定も見直しておきましょう。
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まとめ
写真撮影と気構えてしまうと、写真にも固さが出てしまいます。商品の良さをたくさんのお客様に伝わるように、色々な方法を試しながら確認をし、楽しみながら撮影に取り組んでいきましょう。また、自分ではどうしても出したいイメージが出せない場合は、商品撮影のプロに頼むことも選択の幅が広がる選択です。
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