ECサイトの4つの種類とは?ビジネスモデルとECサイトの関係性も解説!
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公開日 2021年05月19日  更新日 2021年07月12日

ECサイトの4つの種類とは?ビジネスモデルとECサイトの関係性も解説!

ECサイトの4つの種類とは
インターネットがインフラ化した現在において、ECサイトは私達の生活になくてはならないものとなりました。そんなECサイトですが、さまざまなビジネスモデルやECサイトの種類があることはご存知でしょうか?

これからECサイトを開設して自社商品を販売していこうと考えている方は、自社に適したECサイトの種類を選ぶ必要があります。今回は、ECサイトのビジネスモデルと、ECサイトの種類、それぞれのビジネスモデルとECサイトの関係を解説します。

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ECサイトとは?

ECサイトは「electronic commerce」の略称で、日本語で「電子商取引」という意味です。もう少しわかりやすくいうと、インターネット上にある商品を売買するWebサイトのことを意味しています。

インターネットにつながる環境であれば、スマートフォンやパソコン、タブレットなどのデバイスを使って、いつでも好きな時に欲しい商品が購入できます。「Eコマース」や「ネットショップ」と呼び名も複数存在しますが、意味合いはどれも同じものです。

ECサイトと3つのビジネスモデル

ECサイトと一口に言っても、売り手と買い手がことなる3種類のビジネスモデルが存在します。各種類のECサイトを詳しくみていきましょう。

①BtoB

BtoB(Business to Business)のECサイトは、企業と企業の間で行う取引です。企業間の取引をインターネット上で行うことで、営業面での効率化を図り、売り上げ向上のために活用されます。

BtoB ECサイトはさらに、会員制の「クローズ型」と、既存取引からの受注も行いつつ新規顧客の取引も行う「スモールB型」の2種類に分類されます。

②BtoC

BtoC(Business to Customer)は、企業と消費者の間で行う取引のことをいいます。Amazonや楽天市場などは、BtoCモデルの中でも代表なECサイトです。

消費者にとっては一番身近なビジネスモデルであり、他製品との比較が容易にできる・移動にかかる時間が削減できる・在庫確認できるなどのメリットがあります。

事業者側は、予約や受注注文のみ受付するなどの体制を整えれば在庫を抱える必要はありません。Web広告をはじめとしたあらゆるデジタル媒体を通じて販売経路を構築できるため、幅広い消費者にリーチできます。

③CtoC

CtoC(Customer to Customer)は、消費者と消費者の間で行う取引のことをいいます。

消費者同士が商品を売買できる代表的なECサイトは、フリマアプリのメルカリやラクマ、オークションサイトがあげられます。スマートフォンが普及した影響で急速に拡大している市場であり、所有物を交換するシェアリングエコノミーが注目されているため、今後の成長拡大も見込めるでしょう。

ECサイトの種類は主に4つ

ビジネスモデルと同じく、ECサイトの種類も4つに分類されます。

①単店舗型

自社商品を発売するために、自社独自のECサイトを構築できるのが「単店舗型」です。「単店舗型」は、さらに大きく3種類に分けられます。

  • ・システムやデザインなどをはじめから構築する、フルスクラッチ型
  • ・公開されているソースを利用してECサイトを開設する、オープンソース型
  • ・インターネットを介して専用のプラットフォームをレンタルする、ASP型カートシステム

それぞれ構築にかかるリソースやコスト、拡張性の幅など、メリット・デメリットがあります。自社ECサイトの構築を考えている場合は、どの種類を利用するか検討する必要があります。

②オムニチャネル型

「オムニチャネル型」とは、さまざまな販売経路を統合し活用して消費者との接点を作り、売上を向上させるモデルのことをいいます。

スマートフォンが普及しインターネット環境が整備された現在は、消費者がいつどこで商品を購入できるか多様性が出てきました。そのため、ECサイトのみならず、スマートフォンアプリ、Instagram、TwitterなどのSNS・実店舗やカタログなど、あらゆる購入経路をシームレスに一元管理することで、顧客体験の向上や顧客満足度の向上につなげることも可能です。

③ショッピングモール型

「ショッピングモール型」は、1つのECサイトに多くのEC店舗を集めたモデルのことです。モール型の代表的なものは、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングがあげられます。

すでに信頼の実績と集客力のあるモールに出品することで、知名度の低いブランドの商品でも比較的販売しやすく、同時に集客のサポートもしてもらえるのが最大のメリットです。ただし、実店舗のテナント型と同様に、出店料や手数料などの費用が発生します。

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④越境EC

「越境EC」とはその文字通り、多言語・多通貨に対応しているECサイトを通じて、国を超えて行う国際的な取引のことをいいます。

インターネット環境の整備が進んでおり、外国のECサイトも成長が著しい背景もあるため、越境ECはますます注目を集めています。

日本のみならず外国の消費者も対象にするため、ビジネスのさらなる拡大も期待できます。
実店舗で海外へ出店する場合は大きなリスクが伴いますが、インターネット上で完結する越境ECサイトは海外進出も挑戦しやすいというメリットがあります。

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まとめ

ECサイトとはインターネット上にある商品を売買する「電子商取引」のことをいいます。
ECサイトのビジネスモデルやECサイトには、さまざまな種類があります。どの種類を利用するかは、自社が扱う商品やビジネスモデルを基準に考えて選びましょう。

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