ECサイトとネットショップの意味の違いはありません。
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公開日 2022年05月12日  更新日 2022年05月31日

ECサイトとネットショップの意味の違いはありません。

ECサイトとネットショップの意味の違いはありません。
オンラインによる商品購入者は年々増加してきているため、ECサイトによる出店も増えてきています。ECサイトで商品やサービスの提供をするなら、店舗だけで販売するよりも顧客の層も広げることが可能です。

そんなECサイトですが、同じような言葉でネットショップもあります。「ネットショップとECサイトは何か違うのか?」と疑問を感じている人もいるでしょう。ECサイトとネットショップの違いについて内容を徹底紹介しましょう。

ECサイトとネットショップの違いについて

ECサイトとネットショップは、どちらもオンラインによる商品販売をしているため、違いについてよく分からない部分もあるでしょう。ECサイトとネットショップでは、どのような違いがあるのか内容を紹介しましょう。

使われ方の違いはある

ECサイトとネットショップは、自分の立場によって違いが生じます。一般的にWEBサイトの制作者や開発者は、その他のWEBサイトと区別するために「ECサイト」と呼びます。そして、ECサイトを利用する側は実店舗とインターネットによるショッピングと区別するために、ネットショップやネット通販という言葉を使います。

そのため、利用者側で「ECサイト」という言葉を使用することはほとんどありません。ただ、このように立場によって使う言葉が違うことについて疑問を感じることもあるでしょう。それは、制作者側の場合がWEBサイトを作成するときに必ずしも商用目的ではないためです。

ECサイトは一般的に電子商取引が行えるWEBサイトのことを言います。例えば、Amazonや楽天などのモール、またネットショッピングなどが当てはまります。しかし、WEBサイトには企業の仕事などを紹介するホームページ、また宣伝広告など、いろいろな種類があります。

そのため、制作者側はWEBサイトの目的を見分ける方法としてECサイトという言葉を使用します。ただ、一般の利用者は受け手であり「商品を購入できるサイト」なら、全てネットショップという考えがあるため、このような違いが生じています。

検索される際はECサイトの方がボリュームは多い

ECサイトとネットショップでは検索される際のボリュームにも違いがあります。検索数で言うとECサイトの方がボリュームが多いため、多くの人は検索入力でネットショップではなく、ECサイトと入力します。なぜ、ECサイトの検索数が多いのか、1つの理由はマーケティングによるターゲットです。

一般のユーザーをターゲットとするBtoCと企業をターゲットとするBtoBでは適している言葉が変わってきます。BtoBの場合はECサイトに関わる業務の獲得を目指すため「ネットショップ」ではなく「ECサイト」という語をメインにして検索することが多くなります。

また、BtoCの場合でも「ネットショップ」という言葉はあまり使用せず、一般ユーザーも「ネットショップ」ではなく「オンライン」などの言葉を使用して検索することが多いです。そのため、ECサイトの方が検索されるボリューム数が多くなっており、この点でも違いがあると言えるでしょう。

そもそもECサイトについて知っておこう

ECサイトとネットショップでは使われ方の立場や検索数によって違いが生じますが、どのような仕組みやシステムとなっているのか確認することが大事です。ECサイトについて理解することで、イメージを確立することが可能なので、以下のポイントを紹介しましょう。

ECサイトの仕組み

まずは、ECサイトの仕組みについて理解しておくようにしましょう。ECサイトは商品の画像をサイトに掲載して、顧客が気に入ったものがあれば選択して決済してもらい、商品の配送を行います。仕組みとしては簡単であり、運営側は商品を販売できるように画像の見栄えや説明、レビューなども掲載して顧客にできるだけ、良い印象を持ってもらうように取り組みます。

そして、利用者が商品をスムーズに購入できるように、決済方法も出来るだけ多く導入するなど工夫する必要があります。また、商品が売れ始めると在庫管理や伝票管理、仕入れ先との連携や配送など、いろいろな管理業務を行うことも大事です。

管理がしっかり行えないと在庫切れの発生などで顧客に商品を届けられないことにつながるため、ECサイトの運営が滞ってしまうこともあります。そのため、ECサイトは商品販売の点で研究することも大事ですが、管理機能を充実させてサイクルが止まらないようにする必要もあるため、どちらも注意しておくようにしましょう。

ホームページとECサイトの違いはカートの有無

WEBサイトには、企業の概要などを紹介したホームページも存在します。ただ、ホームページも同じWEBサイトなので、ECサイトと間違ってしまう可能性もあるでしょう。ホームページとECサイトの違いはカートの有無によって理解できます。

ECサイトには、カートと言われる選んだ商品を買い物かごに入れて決済できる仕組みが使用されています。ホームページで商品紹介をしていても、カートが無ければECサイトではありません。この点を確認しておきましょう。また、ECサイトのカートには以下のような特徴もあります。

・商品ページに関連する情報と画像を表示する
・買い物かごに入れることができる
・配送先、配送方法、決済方法を指定できる
・クレジットカードなどの決済手続き機能
・購入者情報のリスト化による顧客と販売管理
・注文確認メールなど購入者への連絡

このような機能がECサイトにはあるので、ホームページと区別するために覚えておきましょう。

カートシステムは様々

ECサイトに使用されるカートには3種類あり、それぞれ特徴が違います。まずフルスクラッチ型は商品ページの構成、カートシステム、バックヤードの商品登録の仕組みなど、全ての分野を完全オリジナルのECサイトとして構築できます。費用が高いため主に大企業が利用しています。

2つ目はパッケージ・オープンソース型です。こちらはベースとなるパッケージソフトを購入して、オープンソースのECシステムを導入し、必要な部分だけカスタマイズする方法です。フルスクラッチ型と違って部分的なカスタマイズのみなので、費用を安く抑えることができます。

また、改善したいときに追加でカスタマイズすることも可能なので、新たにECサイトを開設したいときによく使用されます。

3つ目はAPS型(SaaS型」のカートです。月額数千円から数万円という費用で取り組むことができ、ECサイトに必要な機能も初めから揃えられているので、高度な知識やスキルが無くても運営が行えます。さらに、パッケージカートのように改善のたびに発生するコスト開発もかからないため、費用はかなり削減できます。このようにカートシステムは様々なので、自分に合うものを選択しましょう。

まとめ

ECサイトとネットショッピングの違いについて内容を紹介してきました。ECサイトもネットショッピングも基本的な内容としては大きく変わりません。使用する立場によって言い方が変わるのみです。

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