【EC事業者向け】代引き手数料を運送業者ごとに比較! 着払いとの違いやメリット・デメリットを解説!
今回はEC事業者向けに各運送業者ごとに代引き手数料を紹介いたします。
目次
【結論】代引き手数料を運送業者ごとに徹底比較
ヤマト運輸の代引き手数料
商品(代引き)金額 | 代引手数料(税込み) |
1万円まで | 330円 |
3万円まで | 440円 |
10万円まで | 660円 |
30万円まで | 1,100円 |
佐川急便の代引き手数
商品(代引き)金額 | 代引手数料(税込み) |
1万円まで | 330円 |
3万円まで | 440円 |
10万円まで | 660円 |
30万円まで | 1,100円 |
50万円まで | 2,200円 |
60万円まで | 6,600円 |
以降、10万円増すごとに | 1,100円を加算 |
日本郵便の代引き手数
商品代金にかかわらず、一律で「265円(税込)」です。上限金額は200万円で、30万円を超える場合は書留料やセキュリティサービス料金が必要となります。
西濃運輸の代引き手数料
商品(代引き)金額 | 代引手数料(税込み) |
3万円まで | 330円 |
10万円まで | 550円 |
20万円まで | 1,100円 |
30万円まで | 2,200円 |
40万円まで | 3,300円 |
50万円まで | 4,400円を加算 |
日本通運の代引き手数料
商品(代引き)金額 | 代引手数料(税込み) |
1万円まで | 330円 |
3万円まで | 440円 |
10万円まで | 660円 |
30万円まで | 1,100円 |
40万円まで | 3,300円 |
【再確認】そもそも代引きとは?
代引きとは「代金引換」の略称で、運送業者が販売業者の代わりに商品購入金額を回収する決済方法です。
代引きと着払いの違いは「何に支払いをしているか」
代引きは商品に対してお金を支払いますが、着払いでは配送料に対してお金を支払います。つまり、支払う対象が異なるということです。
EC事業者にとって代引きのメリット・デメリットとは
ここでは、代引きのメリット・デメリットについて紹介いたします。
代引きのメリット
・クレカ登録などしなくても良いので、圧倒的な安心感がある
・デジタルに弱い高齢者が商品を購入しやすくなる
・クレジットカードや電子マネーなどを持っていない人も商品を購入しやすくなる
・購入の機会損失を防ぐことができる
代引きのデメリット
・代引き手数料がかかる
・配送料が高くなるので、購入の機会損失が起きる(決済が代引きだけのとき)
ECサイトに代引きを設定する方法
ECサイトに代引きの設定する場合は、各運送業者へ問い合わせることで対応可能になります。例えば、ヤマト運輸では以下の手順で導入可能です。
現金決済の導入
・Webサイトから申込
・ヤマト運輸所定の審査、契約書類の発行
・契約書類確認
・企業専用送り状にて利用開始
最短1週間で導入ができます。
クレカ、電子マネー決済
・Webサイトから申込
・ヤマト運輸の1次審査(ECサイトの閲覧ができること、特定商取引法に基づく 表記の掲載があること、業法免許の準備ができている、薬品を販売する場合の注意点を理解している)
・企業へ修正依頼、確認書類の準備
・契約書、必要書類の内容確認後、決済会社の2次審査
・審査結果の受理
・登録完了書に記載されているご利用開始日時に利用開始
クレジットカード、電子マネーは決済会社の審査も必要なため、現金決済より導入まで時間がかかります。早く代引き決済を導入をしたい場合は、現金決済の導入をおすすめいたします。
【2022年】各カートシステムの代引きへの対応について
ASPと呼ばれるカートシステムでは、標準で代引きに対応していることがあります。ここでは、各カートシステムの代引きへの対応について簡単に記載します。
カートシステム | 対応について |
BASE | 代引き決済対応不可。後払いで代替。 |
STORES | 各配送会社様の規定の元、事業主側が設定 |
Shopify | 設定 < 決済設定 < 手動の決済方法 < その他の決済方法を有効にする < 詳細に代引きについて記載 < 起動させるで完了 |
カラーミーショップ | ショップ作成>決済>決済方法設定 |
futureshop | 送料・決済設定>代金引換 |
Shopserve | 標準で設定可能 |
Makeshop | 【ショップ作成】>【決済・注文関連の設定】>【代金引換の設定】 |
EC-CUBE | 決済サービスの導入が必要 |
リピスト | 各配送会社様の規定の元、事業主側が設定 |
■参考
BASE:代引き決済を利用するにはどうすればいいですか
STORES:【代金引換】利用する場合はどのような手続きが必要ですか?
Shopify:Shopifyでの代金引換の設定方法をご紹介
カラーミーショップ:決済方法設定
futureshop:代金引換設定
Shopserve:決済方法を追加する
Makeshop:代金引換の設定
EC-CUBE:EC-CUBEで使える決済サービス
リピスト:なし
まとめ
クレジットカード払い、電子マネー払いなど支払い方法が多様化していますが、まだまだ代引き支払いはECサイト運営には必要な支払い方法です。
代引きを対応しておくことで、機会損失も防げます。ぜひ導入しておきましょう。
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