売上が伸びるECサイトの商品画像の作成方法|加工・サイズ・著作権について解説
目次
ECサイトの商品画像ってどんな感じ?
ECサイトの商品画像はユーザーが商品を購入するかどうかを決める要因のひとつとして役立ちます。ECサイトは商品が手元にないため、実物を確認できないというデメリットがあります。このデメリットを解決するためには、商品画像で正確に情報を伝えなければなりません。
ECサイトの商品画像は超重要
ECサイトにとって商品画像が命と言っても過言ではありません。しかし、商品画像の重要性に気付いていない事業主様はたくさんいらっしゃいます。
株式会社テスティーは、若年層を対象に調査した結果を発信する「TesTee Lab」において、10〜30代の女性4,404名を対象にコスメのEC利用に関する調査を実施し、商品ページで重視する情報について以下の画像のように結果を発表しました。
出典:ECのミカタ:若年層女性の大半がSNSでメイクの情報収集。コスメのEC利用に関する調査【テスティー調べ】
調査結果にあるように10代~30代のいずれも商品画像は3位以内に入るほど重要な情報と認識しています。
また、弊社のクライアント調査では「画像が少なく、商品イメージがわからない」「商品紹介の文言が少なく、情報が不足している」と言った情報の少なさから商品を買わない理由であることが上位に入るという結果も出ています。
以上、ECサイトにとって商品画像は重要であることは理解できたかと思います。次にモール型ECサイトと自社ECサイトの商品画像について紹介いたします。
モール型ECサイトの商品画像について
いわゆる、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングなどの大手モール型ECサイトは商品画像ルールやガイドラインが細かく決められています。規約に違反すると、ペナルティを課されます。
そのため、自由に商品画像を作成していいわけではなく、各モール型ECサイトのルールに従って画像作成しなければなりませんので、注意してください。
自社ECサイトの商品画像について
自社ECサイトの商品画像は特段ルールはないため、自由に商品画像を作成することが可能です。ただし、サイズには注意しなければなりませんので、自社ECサイトの適切なサイズを調べたうえで作成しましょう。
ECサイトの商品画像の作成方法
次にECサイトの商品画像の作成方法について簡単に説明いたします。
商品を撮影する
まずは商品を撮影します。撮影は自社スタジオと商品撮影に必要な機器があれば、自分たちで撮影ができますが、自社スタジオや機器を揃えるのは難易度が高いと思います。そんなときは撮影を外注をおすすめいたします。
PULL-NETでは、自社スタジオと機器を取り揃えておりますので、商品を送付いただけましたら、全国どこの事業者様の商品撮影が可能です。ぜひご相談いただけますと幸いです。
撮影データの加工作業
次に撮影データを加工します。撮影時にできるだけ現物の色合いに合うようにライトの調整などは行いますが、加工する必要はあります。PULL-NETでは、撮影~商品画像加工まで丸っとお任せいただけますので、加工もご希望でしたら、お気軽にご相談ください。
加工のコツ
商品画像の加工のコツは以下の通りです。
・シンプル・特徴がわかりやすい
・統一感がある
・質感・全体構造がわかりやすい
・バリエーションが一目でわかる
・サイズ・スペック情報がある
・使用時を想像しやすい
上記のコツを意識して、Photoshopなどで加工すると良いでしょう。
ECサイトで売れる商品画像の加工について
先ほど加工のコツを紹介いたしましたが、具体的には以下の5つの作業を行い、商品画像を仕上げていきます。
・トリミング
・リサイズ
・明るさの調整・調節
・不要な部分を削除
・画像を組み合わせる
撮影データのままでは余計な部分が写り込んでいたり、画像サイズが大きすぎるためトリミングやリサイズを行い、調整します。また、色合いを現物に近づけるために明るさや色調を調整していきます。さらに、必要あれば画像を組み合わせることで商品イメージをより掴みやすくします。
このように主に5つの手順を踏んで商品画像を加工していきます。
ECサイトの適切な商品画像のサイズ
ECサイトの適切な商品画像サイズは、モール型ECサイトの場合は各モールが指定しているサイズに合わせて画像を用意します。
自社ECサイトの場合は、特にルールがないため自由にサイズを決めて作成しても問題ありません。しかし、画像サイズが小さすぎると使いにくい画像になるため、大きめに作成しても問題ありません。
一般的には600~1200pixelの間で作成することを推奨しております。もちろん例外もあるため、600~1200pixelを必ず守る必要はありません。
ECサイトで使用されている商品画像の著作権について
著作権とは、著作権法という法律で定められた「著作物」(作品)を創作した人が持つ創作者(著作者)を保護するための権利です。
ECサイトでも著作権には十分注意しなければなりません。例えば、以下のような行為は著作権侵害にあたるためNGです。
・競合他社の掲載画像を無断で転載
・有名芸能人やキャラクター画像の無断転載
・仕入れ先企業のホームページ掲載画像を無断で転載
また、外部へ商品撮影を依頼した際、作成した画像の権利の所在はどちらに帰属するのかを明確にしておくことをおすすめいたします。
ECサイトの著作権については、「自分で用意したもの以外は使用しない」「許可を得ていないものは使用しない」が基本であると認識しておきましょう。
ECサイトの画像は売上に直結!適切なサイズや上手な加工で商品の魅力を伝えよう
ECサイトの商品画像は売上に直結するため、手を抜かずに撮影から加工を丁寧に行う必要があります。もし、商品画像の撮影~画像作成を外部への依頼を検討している場合、ぜひPULL-NETへご相談ください。
PULL-NETでは、食品・美容・健康食品・雑貨など多くの撮影実績がございます。撮影経験豊富なカメラマンとディレクターが撮影指示書作成からサポートいたしますので、ぜひご相談下さい。
HP・ECサイト制作及びWeb集客を得意領域とするWeb制作会社。1,000件以上の実績と創業16年間の経験から得たノウハウを基に、多くの企業様をサポートしております。制作及び集客の各工程のプロが社内に在籍している点が強み。
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