リスティング広告とLPの関連性とは?LPは本当に必要なのか?
「リスティング広告のするのにLPは本当に必要なの?ホームページとかの既存のページをリスティング広告に使ったらだめなの?」と疑問に思われているかもしれません。結論申し上げますと、リスティング広告を運用するならLPはあった方が良いですが、不動産や賃貸などのいくつか検索して比較したい商品についてはLPよりホームページでも良い場合があります。しかし、基本的には1商品1LPを用意して、ユーザーに正しく商品の訴求をするのが標準的なやり方です。もちろん、既存ページを使ってもリスティング広告自体は運用できますが、成果が伴うかどうかは別の話になります。ここでは、リスティング広告とLPが関連性や必要性についてさらに詳しく解説いたします。
目次
リスティング広告とLP(ランディングページ)の関連性とは?LPは本当に必要?
結論を言うと、「基本的には」リスティング広告にはLPは必要です。ここでは、リスティング広告とLPの関連性やLPの必要性について詳しく解説いたします。
リスティング広告のリンク先URLとしてLPが必要
LPの定義は狭義の意味では、リスティング広告のLPですが、広義の意味ではユーザーが初めて訪れるページという意味になります。今回では、狭義のLPを意味しており、リスティング広告にはクリックした際に移動先となるLPが必要となります。ただ、既存のページをそのままLPとして活用することもできなくないですが、成果に繋がりにくかったり、広告が上位に表示されないという問題が発生するため、基本的にはリスティング広告には専用LPが必要です。
ターゲットを絞って商品・サービスの訴求ができる
LPの良い点として挙げられるのが、ターゲットを絞って商品・サービスの訴求を効果的に行うことができるということです。通常のWebサイトであると、様々な情報が掲載されているため、ユーザーは欲しい情報を探すのに時間と手間を要します。しかし、LPであれば、一枚にユーザーが求めているであろう情報を掲載しておくことで、効果的にユーザーに訴求でき、成果獲得へと繋げます。
ランディングページの内容が広告の品質に関係している
リスティング広告には、広告の品質を決める要素として広告の関連性というものがあります。ユーザーの検索意図と一致した度合いを示しており、検索意図とLPの内容が一致しているかどうかを評価しています。通常のWebサイトをLPとして扱ってしまうと、この広告の関連性が低い評価を受けることがあるため、リスティング広告専用LPを作成しておくことで、検索意図に一致したLP作成し、広告効果を高めることができます。
リスティング広告とLP(ランディングページ)がいらないこともある
冒頭で申し上げた通り、リスティング広告に専用のLPが必要ではない場合があります。例えば不動産業界であれば、家を買いたい、もしくは部屋を借りたい人はいくつかの選択肢か見てみて、選びたいという欲求があります。つまり、どの家、もしくは部屋を借りたいと明確に決まっている段階ではないため、LPよりも通常のWebサイトに誘導した方が良いです。一方、家を売りたいと考えている人は、売ることを目的としているため、簡易的な見積フォームを用意しておくことで、効果的に成果に繋げることができます。LPは必ず必要と言われることもありますが、やはりLP一つ作るにも費用が掛かりますし、時間もかかります。自社の商品・サービスがどのようなユーザーに求められているのかを分析してみて、本当にLPが必要かどうかを再度整理してみるのもおすすめいたします。
リスティング広告の効果を高めるLP(ランディングページ)制作
ここでは、リスティング広告の効果を高めるLP制作についてご紹介いたします。
ファーストビューで「今すぐ客」へアプローチする
リスティング広告は「今すぐ客」との相性が非常に良いWeb広告です。そのため、まず狙うべきターゲット層はすぐに商品・サービスを買ってもらえる層へのアプローチです。ファーストビューに「今すぐ客」が求めている情報をバシッと載せて訴求し、コンバージョンポイントへの案内の仕方などを工夫する必要があります。
「そのうち客」には中盤以降でアプローチする
「今すぐ客」へのアプローチが終えたら、次に「そのうち客」に対してアプローチを仕掛けていきます。「そのうち客」とは、今は必要性が迫られていないけれども、商品・サービスに魅力を感じている客のことを意味します。「そのうち客」の多くは、「今はまだいい」という考え方をしているため、LP内で「今じゃないといけない」と思わせる工夫が必要不可欠です。LPの中盤以降は「そのうち客」に合わせた内容にして制作していくことが求められます。
機能や特性ではなく、ベネフィットを伝える
「顧客は、4分の1インチのドリルが欲しいのではない。4分の1インチの穴が欲しいのだ」。これは元はアメリカの経営学者セオドア・レビットが「マーケティング発想法」というベストセラー本の中で紹介したものです。お客様がその商品・サービスを購入するには、お客様に取って何らかのベネフィット(利益)があるからであるという意味です。
私たちの日常生活に置き換えてみると分かりやすいと思います。例えば、「ご飯を食べるためにお箸を求める」「喉の渇きを潤すために水を求める」といったように、本当に欲しいものはお箸でも水でもなく、ご飯と水であるということです。
このように、商品・サービスの機能や特性を中心でユーザーに訴求しても意味はなく、その機能や特性からユーザーが何を得られるのかを明確にすることがLP制作に必要不可欠な要素となります。
比較基準の把握と提供
多くのユーザーは、商品・サービスを購入する前に類似商品と比較検討をしてから購入に至ります。そのため、自社の商品・サービスが競合他社と比べてどこが優位なのかをユーザーにしっかり伝えなければなりません。自社の商品・サービスが競合他社と比較して、何を持っていて、どのような特徴があるのか等を細かくアピールすることが大事です。
不安解消三種の神器(申込後の流れ・お客様の声・FAQ)を必ず置く
LPを閲覧したユーザーは商品・サービスを購入するのに何かしらの不安を抱えている場合がほとんどです。その不安は具体的に何かというのはユーザーも明確になっていないことも多く、「何だか分からないけれども、ここの商品・サービスはやめよう」といったことが起こりえます。
これを防ぐためには、事前にいくつか不安要素となるコンテンツをLPに盛り込んでおくことをおすすめいたします。必ずLPに盛り込んでおきたいのは、申込後の流れ・お客様の声・FAQです。この3つは不安解消の三種の神器なので、LPには必ず盛り込んでおきましょう。
ターゲット属性に合った画像を使用する
化粧品や健康食品関係のLPによくあることなのですが、ターゲット層が30代女性なのに、10~20代のイメージが強いイメージ女性の画像を使ってしまうというミスを起こしている場合があります。ユーザーは非常に敏感ですので、もし30代の女性がLPを見た時に若い女性の写真ばかり掲載されていると、自分はターゲットではないと直感で感じ取ってしまいます。ターゲット属性にあった画像を出来る限り使用するようにしましょう。
クロージングやオファーで後押しをする
ユーザーは常に今買わなくても良い理由を探そうとします。今じゃなくてもまた一週間後、一か月後に買おうと決めていても、忘れられてしまう、もしくはページがどこにあるのかが分からなくなって、諦めるなんてことが起きると機会損失を招きかねません。そのため、ユーザーには今買わなければならない理由を与えて、購入の後押しをしてあげなければなりません。具体的には、「20%OFFキャンペーン中!」「30日返金保証付き」「期間限定特典付き」といったクロージングを掛けていきます。そうすると、ユーザーは「返金保証付きなら今買っても良いか」「キャンペーンが〇日までだから早く買おう」と考え、購入を促すことができます。
まとめ:リスティング広告にはLP(ランディングページ)は必須
いかがでしたでしょうか。リスティング広告はLPは「基本的には」必要です。しかし、それは必ず必要ということではありません。自社の商品・サービスの特徴とターゲットがニーズが明確になっているのかを見極めて、LPの必要・不必要を見極めてください。PULL-NETでは、リスティング広告の運用代行とLP制作をどちらも社内で対応できます。もし、LPが必要かどうか気になるのでしたら、一度ご相談下さい。
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